『炎色のダリア』美しい!!
「パリの庭園に5万本、オリンピックのために育てられた『炎色のダリア』」
7月26日から始まるオリンピックに向けて、パリの庭師たちが“ある戦い”に挑んでいるという。
これは、オリンピックの期間中に、パリの庭園に5万本のダリアを咲かせるという未だかつてない挑戦だ。
しかもダリアはただのダリアではなく、パリ五輪のためだけに育てられた「オリンピック・ダリア(dahlia olympique)」。聖火のような炎色が特徴で、パリでしか見られない、まったく新しい品種である。
創作から生産まで100%パリ製のオリンピック・ダリアは市販されておらず、今のところどこにも出回っていない。
「かなり濃い色の花びらを持つダリアです。花はもっとオレンジがかった赤で、まさに炎のような色です。オリンピックの炎のような感じです」
こう語るのは、パリのパーク・フローラル(12区)に勤める園芸家のリストフ・クネブルフスキ氏。
交配に初めて成功したのは2013年で、花の色が濃いダリアと睡蓮の形をしたダリアを“マリアージュ”させたのだという。交配はミツバチに手伝ってもらい、できるだけ自然に近いかたちで行われた。
2015年には、このダリアがパリ国際ダリアコンクールで優勝を果たす。
後に五輪開催地がパリに決定すると、パリ市から正式に「オリンピックの花」として選ばれ、市内150か所の庭園や公園に植栽されることが決まった。
場所はシャンゼリゼ大通り近くの庭園やトロカデロの庭園など、人目につく花壇に植えられる予定だ。
Sortir a Parisからも!
パリ最新情報「パリの庭園に5万本、オリンピックのために育てられた『炎色のダリア』」 | Design Stories (designstoriesinc.com)
この花はパリ・オリンピックのために特別に作られたもので、2024年には首都の庭園に咲き乱れる予定だ。 - Sortiraparis.com