セーヌ川見た感じでもきれいじゃない。
フランス政府は14億ユーロを投じて水質改善を図ってきたようだ。
雨により水質が悪化していたとは言え、セーヌ川は無理な選択だったのでは・・・
100年もの間、汚染されていたのに国のアピール重視??
セーヌ川での水泳は、高レベルの汚染と病気の危険性から、100年以上禁止されていた。しかしフランス当局は、大会のレガシーとしてセーヌ川を泳ぐことのできる川にしようと、大金を投じてきた。大会組織委は、約14億ユーロ(約2230億円)が費やされたとしている。
パリのアンヌ・イダルゴ市長は五輪開幕の直前、自らセーヌ川で泳ぎ、浄化活動の成果を強調。検査でも、水泳可能な水質だと示されていた。
しかし、開幕した7月26日と翌27日に激しい雨が降り、水質は悪化していた。
体調不良を起こしたトライアスロン女子 ベルギーのクレア・ミシェル選手棄権・・・
パリ・オリンピック(五輪)で、セーヌ川で泳いだトライアスロンの出場者に体調不良者が出ている。セーヌ川は水質が問題となり、競技が延期されるなどしている。今後もマラソンスイミングなどがセーヌ川で予定されている。
ベルギーのクレア・ミシェル選手(35)は、7月31日に開かれたトライアスロン女子に出場。38位でフィニッシュした。
その後、体調を崩し、ベルギーは5日の混合リレーを棄権した。
ベルギーのメディアは、同選手が大腸菌に感染したと報道。一方、同国チームの関係者はBBCスポーツに、大腸菌には感染していないと述べた。
さらに、仏メディア『RMC Sport』によると、大会組織委員会は「トライアスロン競技が行なわれた7月31日のセーヌ川の水質は、非常に良好だった」と発表。競技当日の水質に問題がなかったと強調したという。
「分析の結果、1ミリリットルあたり“192~308”のコロニー形成単位(CFU/ml)が示された。これは国際トライアスロン連盟が定めた基準値“1000 CFU/ml”を大きく下回っている」
レース後にカナダ選手が「10回も嘔吐した」という映像と報道が出回っているが、水質は安全基準を満たしていたようだ。
そんななか、英紙『The Sun』が出場したベルギー女子代表選手のコメントを紹介した。ヨリアン・フェルメイレンは母国メディアの取材に応え、「大量の水を飲んでしまった。具合が悪くなるかどうかは明日分かるでしょうね。もちろん、コカコーラやスプライトのような味はしなかったわ」と冗談を飛ばし、次のように想いを明かした。
「馬鹿げているわ!」女子トライアスロンの出場選手が“セーヌ川汚染”に注目発言!「私はヤクルトを飲んだ」と珍対策も明かす【パリ五輪】 | THE DIGEST