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「海のはじまり」8話②弥生への同情がもてないのはなぜ

このドラマで弥生役を有村架純にしたのは、配役的には合っているのかもしれないけど、誰にでもモテる可愛い子という印象。きっとちやほやされてきた女の子役だと思っていたが、弥生の過去はそれとは違い、母親からも彼氏からも大事にされていなかった。弥生に同情する気持ちがないわけではないけれど、どこか自信有り気な弥生より、どこか自信なさげな水季の肩をもってしまうのは私だけでしょうか?

夏が海ちゃんのネックレスを外そうとした弥生に対して「やめて」といったとき、イライラどころかちゃんと気持ちを伝えたと思った。夏が海ちゃんのことばかり考えている態度をしても、当然だと思ってしまう。

水季を選んだ夏はちゃんと中身を見て選んだと思うし、外見の可愛さだけでは付き合うひとではないんだと思うけれどどうでしょうか。

しかし、水季役の古川琴音の配役は正解。だからこそ、水季のほうの肩をもってしまう。

夏季休暇を娘の海(泉谷星奈)が住む南雲家で過ごした月岡夏(目黒)は、海を認知しようと心に秘める。そしてゆくゆくは、海を引き取りたいとも考えていた。

一方、夏の恋人・百瀬弥生(有村架純)は、夏が海のことを中心に考えながら生活をしていることに気付き、海の話ばかりすることに弥生は複雑な気持ちを抱き始める。

夏と海が遊んでいる公園に行った弥生。海が逆上がりを見てほしいと駆け寄ってきた。見慣れないネックレスをしているのに気付いた弥生は、鉄棒をするのに危険と思ったのか、外そうと提案する。そして弥生が海の首に手をかけた瞬間、夏が「やめて!」と厳しい口調で制止した。一瞬、空気が凍り付いたようになった。夏は、ネックレスには海の亡き母・水季(古川琴音)の遺灰が入っていると説明する。これからもずっと、母親の位牌と共にいるであろう海を思うと、弥生は複雑な気分になるのだった。
その数日後、水季の母・朱音(大竹しのぶ)から手紙を渡された夏。それは、生前の水季からのもので、夏と“夏くんの恋人” 宛てとなっていた…。

「これまで、朱音の刺さる言葉が話題になりましたが、今回は夏から弥生への『やめて』の一言でした。視聴者からは『夏にイライラする。やめて!にはホントにビックリした』『水季に触らないでって感じでむかついた』『ネックレスが水季の幻影みたいで、弥生の心は落ち着かないよね』など、夏への批判と、弥生への同情が交差した回でした」(テレビ誌ライター)

次回、夏の口から「別れたい?」との言葉が。どんな展開になるのだろうか…。

 

【「海のはじまり」第8話】目黒蓮“夏”が海の身を案じた弥生の行為を厳しく制止し視聴者イライラ! (msn.com)