選挙区の横須賀では「一度も顔を見せないのはどうか」の声。
小泉進次郎氏は「それぞれの人間性を大事にしていきたい」旧習にとらわれない姿勢
かつて「自民党をぶっ壊す」と宣言し、総理への道を駆け上がった父・小泉純一郎氏の背を追うように、ついに小泉進次郎元環境相(43才)が総裁選に名乗りを上げた。そんな彼の背後に見え隠れする妻・滝川クリステル(46才)の存在感。彼女もまた旧習にとらわれない思想の持ち主だった──。
9月27日に投開票される自民党総裁選。史上最多の立候補者が争う大混戦のなか、下馬評で優勢とみられるのが進次郎氏だ。9月6日の出馬会見以降、若さと抜群の知名度を武器に続々と自民党議員の支持を取り付けている。
44才で初代総理大臣に就任した伊藤博文の最年少記録を約140年ぶりに進次郎氏が塗り替える偉業が期待されるなか、進次郎氏の妻・滝川クリステルの動向も世の耳目を集める。滝川は結婚以来、政治とは距離を置き、選挙戦の手伝いや地元での会合にも参加しないが、9月9日に彼女の所属事務所が発表したコメントの中には、こんな一文があった。
《今回の総裁選に対しても、滝川が関与することはございません》
滝川は結婚後も夫の実家である小泉家の伝統に染まらない姿勢を貫いている。
「長男の道之助くんが誕生した際は、進次郎さんが育ての親である伯母・道子さんの一文字を取りたいと希望した一方で、フランス人の父と日本人の母を持つ滝川さんは、息子にミドルネームをつけることにこだわったそうです」(芸能関係者)
フリーアナウンサー時代からの知名度で仕事を続け、経済的に自立しているとの自負もあるのだろう。事実、2019年の第4次安倍改造内閣の資産公開では、閣僚の家族として滝川が2億9001万円の有価証券などを保有していることが開示され、その資金力の一端が明らかになった。
さらに滝川のコントロールは進次郎氏の女性関係にまで及ぶ。これまで進次郎氏は、元復興庁職員、女性起業家など、既婚者を含む数々の女性と浮名を流してきた。
「特に女子アナ好きは有名で、知人の青年実業家が開催するマンション合コンに参加し、これまで複数のキー局女子アナと交際してきたそうです。ただし、一度交際を始めるとお金を出し渋るようになるそうで、進次郎さんとつきあったことのある女性は『最初は超高級ホテルだったけど、回数を重ねるごとにホテルのランクがダダ下がりした』と嘆いていました」(テレビ局関係者)
そうした派手な人間関係を築いていた進次郎氏を変えたのも滝川だった。
「結婚後、進次郎さんの過去の女性関係や不倫疑惑が取り沙汰されましたが、恋愛に関してもフランス流の滝川さんは平然としていました。もともと、『ナンパも立派な出会い』と話していたかたですしね。進次郎さんには過去の女性との交友関係を整理するようアドバイスしたそうです。
おかげで進次郎さんの女性関係は激変して、道之助くんが生まれると育休を取得。長女が誕生してからは長男の幼稚園の送迎だけでなく、食器洗いなどの家事も率先して手伝っているそうです。独身時代とは打って変わり、すっかりイクメンになりました」(前出・芸能関係者)
横須賀では見たことがない
4代続く政治家の家系でありながら、進次郎氏と滝川の夫婦のあり方は妻主導。政治家の生活と切っても切り離せない地元づきあいも妻の意向が優先されている。進次郎氏の実家があり、彼の選挙区でもある神奈川県横須賀市の住民が語る。
「進次郎さんは忙しい仕事の合間を縫って地元の行事に参加しています。9月上旬にも横須賀で新しく開設されるスタートアップ支援施設のオープニングイベントに出席し『地元の横須賀に癒されてパワーをもらった』と挨拶していました。ただ、結婚後、進次郎さんが実家に立ち寄ることはほぼないと聞いています」
別の近隣住民は、地元で滝川の姿を見たことは一度もないと話す。
「進次郎さんは選挙が強いとはいえ、滝川さんが一度も地元に顔を見せないのはどうかという声は結構あります。実際に後援会の関係者が『奥さまも、もっと地元に入るべきでは』と進言したところ、進次郎さんは『ご意見は受け入れますが、それぞれの人間性を大事にしていきたい』と淡々と答えたそうです」
過去のインタビューでは、《社会や世間体に左右されない自分の人生を歩む勇気を持ってほしい》とも語っていた滝川。永田町の古い価値観をぶっ壊すファーストレディーとなる日も近い。
※女性セブン2024年9月26日・10月3日号
関連記事
滝川クリステルの旧習にとらわれない姿勢 選挙区の横須賀では「一度も顔を見せないのはどうか」の声、小泉進次郎氏は「それぞれの人間性を大事にしていきたい」 (msn.com)