水季が海に読み聞かせていた絵本「くまとやまねこ」
もうすぐ死んじゃうと言った水季が、海に「今度これ読んであげる」と絵本を見せた。
(ネタバレあり)
水季「おっきくなるまでに何回も読んで、ちょっとずつわかるようになって
それから、ママがいなくても大丈夫になるから」
海「いなくならないって言った」
水季「いなくなるの。でも、一緒にいたことはなかったことにはならないよ」
水季がいなくなってから
海「何回も読んでってママが。何回も読んだけど、まだ大丈夫じゃない」
って言う。
海は水季と一緒にいた場所へ、一人ででかけてしまう。
図書館からおばあちゃんの家に帰った海を、夏が迎えに行く。
海はママといたときのことを夏に話した。
「夏くんがいなくて寂しかったことないの。
おうちにいるのママだけで大丈夫だった。
だから、夏くんと二人で大丈夫だと思ったの。
ママいなくても夏くんがいるから寂しくないって」
夏が、でも寂しかったの?と聞くと海は、
「夏くんと二人寂しかった。
ママとずっと一緒にいた。
いなかったの夏くんじゃん」
と部屋をでっていってしまう。
そのあとは夏が泣くシーンだった。
■第11話あらすじ
夏は、娘の海と暮らすためにアパートの部屋を片付ける。手伝いに来ている弟の大和(木戸大聖)が「困ったことあったら呼んでね」と声を掛けるが、「二人で頑張る」と気を張る夏。その言葉に不安を覚える大和。
一方、小学校のクラスでは海のお別れの会が開かれ、海は担任の乃木夏美(山谷花純)とクラスメイトたちから拍手で見送られる。帰り際、夏美と2人になった海は、かつて母・水季(古川琴音)が自分のことを何か言っていたかと聞く。すると夏美は「いつも、海ちゃんが一番大切って言ってた」と伝え、海はにっこりと笑う。
日が替わり、夏のアパートへやってくる海、朱音、翔平(利重剛)。「おじゃまします!」と大きな声で上がる海に「今日からただいまね」と言う翔平。そんな翔平と朱音は海をぎゅっと抱きしめ、海との別れを惜しむ。その様子を見て、夏はどこか罪悪感を抱いてしまう。
引用記事:
『海のはじまり』第11話 夏、海との別れを惜しむ朱音&翔平の様子を見て罪悪感を抱く - ドラマ - ニュース |クランクイン! (crank-in.net)