有名人を狙った強盗だという。
フランスのミシュランガイドでアジア出身者として初めて三つ星を獲得した有名シェフ・小林圭さん(47)のパリの自宅に26日朝(現地時間)、黒人男性3人が押し入り、小林さんの妻が全身を殴られるなどして重傷を負ったことが分かった。同事件の報道を受け、小林さんに近い関係者がENCOUNTの取材に明かした。
同関係者によると、現地時間26日午前9時30分頃、パリ市内の小林さん宅にビルの点検を装った黒人男性3人が侵入した。小林さんの妻が悲鳴を上げ、管理人と近隣住民が警察に連絡し、3人はその場から逃走。だが、侵入時にもみ合いになり、妻は全身の複数か所と顔を強く殴打され、鼻を骨折。髪を引きちぎられるなどしたという。
「命には別状はないようですが、ケガがひどい状態で全治2か月。精神的にもダメージを受けていると聞いています」
木村拓哉の主演で12月30日に公開される映画『グランメゾン・パリ』(塚原あゆ子監督)では、小林さんが料理監修を担当している。同作は19年10月期に放送されたTBS系連続ドラマ『グランメゾン東京』の続編で、料理に人生を懸けるフランス料理シェフの物語。木村は小林さんへのリスペクトを込め、小林さんと同じ金髪にして撮影に臨んだことを公表している。
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