「暴言吐くなど論外」社長は「私が発したものをすり替えたと考えられる」と。
女優の橋本環奈が、31日発売の週刊文春でパワハラ発言をしたと報じられたことについて、同日、所属事務所のディスカバリー・ネクストは公式HPで、「事実無根」と否定した。
文春では、橋本がスタッフに「ふざけんじゃねえ」などと酷く怒り、多数の退職者が出ていることなどを報じている。
代表取締役社長の伊藤功氏名義で書かれた文書で、「もともと裏表のない人柄でさっぱりした性格ですがいつも人には真摯に向き合い、それは外部の方のみならず弊社のスタッフにも同様であり暴言を吐くなどは論外です」と橋本の発言ではないとした。
一方で伊藤氏は「スタッフへの発言に関しては橋本環奈ではなく私が発したものであるとすればまだ理解できますし、私は確かにスタッフへ厳しく指導したり窘めたりする事はあります」とし、「私のそれらの発言を橋本環奈が発したものとしてすり替え、取材に答えたものと考えられ、貶めようという意図や悪意を感じます」と推察した。
【以下、発表全文】
弊社並びに橋本環奈に御愛顧、お取引いただいております皆様へ。
この度は、一部週刊誌によって報道された記事に関して御心配をお掛けしております事、深くお詫び申し上げます。その当該記事に関して以下弊社としてコメントさせて頂きます。
まず記事にありました弊社所属女優橋本環奈のパワハラ発言に関した内容については事実無根であり明らかに事実と異なる内容であると断言致します。多くの芸能関係者や企業の皆様や共演者の皆様方と共にお仕事をさせて頂く中で常に女優としてだけではなく一人の「人」としてその思いやりや、共にお仕事する方への敬意と配慮を忘れず接してきた彼女に対してその言動を評価して下さる方こそ圧倒的に多く、それ故に一つのお仕事が終了しても同じ制作会社や御担当者の方々、企業の皆様からまた次の御依頼を頂くのは本人の表現力や応援して下さる多くの方々がいらして頂いていての事でありますが、やはりその人柄あっての事であり、橋本環奈と再度一緒にお仕事をしたいと思って頂けるからに他ならずであり、そこからも今回の様な言動をする事は無いと類推して頂けると思います。もともと裏表のない人柄でさっぱりした性格ですがいつも人には真摯に向き合い、それは外部の方のみならず弊社のスタッフにも同様であり暴言を吐くなどは論外です。これら記事にあったスタッフへの発言に関しては橋本環奈ではなく私が発したものであるとすればまだ理解できますし、私は確かにスタッフへ厳しく指導したり窘めたりする事はあります。今回は取材の対象者が私のそれらの発言を橋本環奈が発したものとしてすり替え、取材に答えたものと考えられ、貶めようという意図や悪意を感じます。今回の件で私の発言からそれがあたかも橋本環奈の言葉であるような記事が発売される事態を招いた事、環奈にも本当に申し訳ない思いで一杯です。これを機に受け取り側が不快を感じそれに怨嗟まで抱く事によってこの様な取材に対して事実と異なる発言をする契機を作るような事態を招いた事を謙虚に反省し、今後に関しては同様な事象が生じない様に第三者の意見もお聞きしながら社とスタッフへ改善を図って参る所存です。
斯様な記事に関しては内容に相違があると反論しても「取材には絶対の自信を持っています」と返ってくるのが常で、今回も何か反論すれば先方からはそのような対応が返ってくるのかもしれませんし、それは無意味な水掛け論になる事にもつながりかねないので弊社の見解は今回をもってとさせて頂き、細かく事実誤認を指摘は致しませんが、今回の記事についてはこのパワハラ発言以外にも明らかに事実とは異なった内容が散見されます。それらを鑑みても今回の記事に関しては明らかに不十分な取材であったというのは否めませんが、その中において全く無関係でありながら御迷惑をお掛けする方もおりますので敢えて一点この明らかな事実誤認だけは指摘させて頂きます。それは記事内にあった私の経歴ですが、石田純一様のマネジメントをしていたとありました。私は石田純一様のマネジメントに関わった事も関連する会社に在籍していた事も一切なく現場でお見掛けした程度で直接お会いし会話を交わしたことすらありません。石田純一様、並びにマネジメント会社、スタッフの方々へ御迷惑をお掛けする事に繋がってはいけませんのでこの記事の誤りに関しては言及させて頂きます。橋本環奈のマネジメントを12年担い、会社の経営者の経歴さえ大きく間違え記事化している事は些末な間違いではありません。これらを鑑みても今回の記事の信憑性に関してはあとは見る方々の御判断に委ねたいと思います。
引用記事:
橋本環奈事務所 文春の「パワハラ」報道を全面否定「暴言吐くなど論外」社長は「私が発したものをすり替えたと考えられる」 (デイリースポーツOnline)