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竹野内豊「なりたい顔」5連覇で殿堂入り!

┗第16回 男性が選ぶ“なりたい顔”ランキング』1位は竹野内豊、5連覇達成で“殿堂入り”に(写真:逢坂聡) 

近年、男性の美容に対する意識は大きく変化。これまでの「美容=女性」という固定観念が薄れ、清潔感を保つためだけでなく、自分を表現し、自信を持つための手段として、美容に取り組む男性が増えている傾向に。そこで、ORICON NEWSでは、恒例企画の『第16回 男性が選ぶ“なりたい顔”ランキング』を発表。その結果、俳優の【竹野内豊】が1位を獲得し、5連覇を達成。5年連続首位が条件となる“殿堂入り”を果たした。

■年齢を重ねるごとに「深み」を感じさせる顔立ちで“殿堂入り”

 今回で5連覇を達成した【竹野内豊】は現在53歳。若手俳優が多数いるなかで、アラフィフ世代の彼がランクインした理由とは。

 竹野内は「年をとってもあのカッコ良さは憧れる」(東京都/30代)、「年齢を重ねても変わらずかっこいい顔だと思うため」(岩手県/40代)など、多くの世代から憧れの的として支持を集めた。

 「男らしさと清潔感がある」(大阪府/30代)、「男らしさを感じるから」(沖縄県/30代)との声も多く、男らしさと清潔感を兼ね備えた、衰えぬ魅力に賛辞が寄せられている。また、役柄などによってではあるが、ヒゲをたくわえているイメージも強いのか「渋い、カッコいい、髭が似合う」(愛知県/50代)という声も。「渋い」「男らしい」というコメントからわかるように、年齢相応の深みや落ち着きを感じさせる効果があり、彼の持つ大人の魅力を引き立てている。

 竹野内は、2025年度前期のNHK連続テレビ小説『あんぱん』で朝ドラ初出演。北村匠海演じる柳井嵩(やない・たかし)の伯父/柳井寛(ひろし)を演じることでも注目を集めている。

『第16回 男性が選ぶ“なりたい顔”ランキング』2位の西島秀俊(写真:逢坂聡)

■かっこよさと渋さの共存 ふとした時に見せる笑顔の魅力

 2位にランクインしたのは、竹野内と同世代の【西島秀俊】。彼もアラフィフ世代の日本を代表する俳優だ。

 昨年の順位をキープした西島。彼の顔立ちはシャープで整っているが、冷たさではなく“優しさ”を感じさせる表情を持っていることが、その要因といえる。ユーザーからも「男から見ても男前で、かつ優しさも滲み出てる所が憧れる」(兵庫県/30代)、「優しさとクールさの両方があるから」(大阪府/40代)、との声が寄せられている。

さらに、笑顔に関する意見も多く、「TGSで『仮面ライダーBLACK』を見た時の笑顔がたまらなかった」(埼玉県/30代)、「イケメンだけど優しそうな雰囲気を醸し出している、笑顔が素敵だから」(広島県/50代)とのコメントも散見された。自身のインスタグラムでも、プライベートショットを公開することも多く、好物のスイーツを前にした時など、ふと見せる優しげな笑顔が、彼の人柄や親しみやすさをさらに強調している。

 1位の竹野内と同様に、単なる見た目だけではなく、内面からにじみ出る自然体の魅力が、男性たちにとって「なりたい顔」として強い憧れの対象となっているようだ。

『第16回 男性が選ぶ“なりたい顔”ランキング』3位で初ランクインの反町隆史 (C)ORICON NewS inc.

■初ランクインでTOP3入り 現代の流行に左右されない「男臭さ」を体現

  3位は、昨年圏外で同ランキング初登場となった【反町隆史】。現在ドラマ『オクラ~迷宮入り事件捜査~』(フジテレビ系)で、俳優・杉野遥亮とW主演を務めている反町だが、今年は代表作ともいえるドラマ『GTO』が28年ぶりに『GTO リバイバル』として復活し注目を集めたことも、ランキングに急浮上した要因といえる。

 そんな反町には現代の流行に左右されない、彼特有の「男臭さ」を理由にあげるユーザーが多い。「男臭いところに憧れている」(東京都/20代)、「ワイルドで優しそうで包容感のある顔がいい」(群馬県/30代)、「今見ても若くて格好良くて、そしてワイルドな風貌が大好きだからです」(北海道/40代)との意見が寄せられた。

 彼もまた、上位2人と同じく50歳のアラフィフ世代。「若くても、歳を重ねてもカッコいいのがうらやましいです」(神奈川県/30代)というコメントもあるように、彼のルックスが長い年月を経ても魅力を失わない点が、幅広い世代からの支持につながっているといえる。

『第16回 男性が選ぶ“なりたい顔”ランキング』6位の岡田将生 (C)ORICON NewS inc.

■昨年圏外からのランクインは2人 朝ドラ俳優も急上昇

 6位にランクインした【岡田将生】。伊藤沙莉主演の2024年度前期のNHK朝ドラ『虎に翼』では、主人公の寅子のパートナー・星航一を演じた。現在もドラマ『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日系)で主演を務めている。

 もともとの整った顔立ちや爽やかさで好感度が高い岡田。特に、『虎に翼』で演じた航一は好青年であり、彼の親しみやすさと自然体の演技が幅広い世代に浸透し、好感度がさらに高まった結果、昨年9位から6位へとランキング上昇につながったといえる。

 ユーザーからは「バランスが最高」(宮城県/20代)、「整っているし爽やか」(秋田県/30代)、「綺麗な顔で羨ましいと思うから」(東京都/30代)などの声が寄せられた。

 昨年圏外からTOP10入りを果たしたのは、【ディーン・フジオカ】と【目黒蓮】の2人。

 

『第16回 男性が選ぶ“なりたい顔”ランキング』5位のディーン・フジオカ(写真:草刈雅之)

 5位の【ディーン・フジオカ】には、「大人の落ち着きが感じられる整った顔だから」(新潟県/40代)、「知的な雰囲気と上品なお顔立ちに憧れるから」(奈良県/50代)など称賛の声があがっている。これは、彼の海外での生活経験や多言語を話す能力など、実際のライフスタイルともリンクし、知的で洗練された独自の印象から支持を集めたといえる。

 8位【目黒蓮】は、Snow Manとしての活動に加え、今年は俳優業もさかんであり、ドラマ、バラエティ、CM等のメディア露出も多かったことから、急上昇したと考えられる。

 「普段はカッコよく、はにかんだ時の笑顔が素敵だと思う」(熊本県/30代)、「クールそうだけど優しそうな雰囲気がでてるから」(千葉県/30代)という意見が寄せられ、ふいに見せる爽やかな笑顔や繊細な表情が多くの支持を集めている。

 男性が憧れる顔には、単なる美しさだけでなく、内面の魅力やその人が歩んできた人生が反映された深みが求められる傾向がある。今回のランキングで1位を獲得した【竹野内豊】のように、年齢を重ねても変わらない品格や落ち着いた雰囲気が、男性たちの心を惹きつけている。男性の「なりたい顔」の背景には、容姿の美しさに加え、成熟した雰囲気や知的な印象、そしてどこか頼りがいを感じさせる要素も重要視されるのかもしれない。

 

【調査概要】
調査時期:2024年10月2日(水)~10月10日(木)
調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男性)
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ

 

 

 

 

引用記事:

竹野内豊、男性が「なりたい顔」5連覇で殿堂入り、西島秀俊・反町隆史“アラフィフ”世代が続く | ORICON NEWS