滝沢秀明　美少年の元メンバー　金指一世　スキャンダル「ベッド写真流出」後に加入させた理由

　滝沢秀明氏（４２）が設立した芸能事務所・ＴＯＢＥが１２月３日夜、公式ＹｏｕＴｕｂｅで緊急生配信を行ない、ＳＴＡＲＴＯＥＮＴＥＲＴＡＩＮＭＥＮＴ（旧ジャニーズ事務所）のジュニア内ユニット・美少年の元メンバーだった金指一世（２０）が加入することを発表した。アーティスト名「ＩＳＳＥＩ」としてソロで活動していくことになる。

┗滝沢秀明氏　※画像は本人の公式インスタグラムより

　配信映像にＶＴＲで登場した金指は「この選択が間違っていなかったことを証明したい」「これからは輝くだけじゃなく、はい上がっていく姿を見せたいです」と宣言。

　滝沢氏とのやりとりも明かし、「“自分の将来の可能性はありますか？”ってお聞きしたら、“将来に可能性がない人なんていないよ”っていう言葉をいただいて。“あるないじゃなくて、将来を自分で拓くか拓かないかだよ”って伝えてもらって」と振り返っていた。

　また、「“自分はこれからその可能性をどんどん拓いていきたいな”と思ったとき、社長の言葉をいただいて自分の覚悟が決まりました」と決意を語った。

　金指は今年の１０月１１日、１１月１日の０時に美少年から脱退し、ＳＴＡＲＴＯ社からも退所すると発表。その退所日前日の１０月３１日には有料会員ブログを更新し、《覚悟を決めた以上死ぬ気でトップを目指しに行きます！》と意味深なメッセージを綴っていたが……。

　金指を巡っては２０２３年８月、女性と温泉旅行に行った際のベッド写真がＳＮＳ上に流出。顔もはっきりと写っており、釈明の余地のない流出騒動となった過去がある。活動休止になるといった“処分”を受けることはなかったが、騒動を受けて一部報道では《人気はガタ落ち。他のジュニアグループには差をつけられました》といった話も出た。

「金指さんが出したコメントからは、滝沢氏から加入のオファーがあったと読みとれますが、ＴＯＢＥに加入したことについては驚きましたね。滝沢さんは旧ジャニーズ事務所の副社長（兼ジャニーズアイランド社社長）だった頃は“スキャンダル”を最も嫌った人ですから」

　と語るのはある芸能プロ関係者だ。

■旧ジャニーズ時代はタレントに厳しかった滝沢氏

　２０１９年の始めにデビュー前の新人を育成するジャニーズアイランド社の社長に就任した滝沢氏は、これまで基本的に“女性スキャンダルにお咎めなし”を貫いていた事務所の体制を変えたとされている。

「２０１９年９月にＨｉＨｉＪｅｔｓのメンバーである橋本涼（２４）と作間龍斗（２２）に女性スキャンダルが出てしまったんです。橋本さんが港区のラウンジで働いていた過去があるという交際相手の女性を抱きしめる画像が流出、またその女性が作間さんとも“関係”があったと暴露したんです。

　このことを受けてすぐに滝沢氏は彼らに“活動自粛”を言い渡しました。この件がネットで炎上したことも鑑みてのことでしょうね」（前出の芸能プロ関係者）

　そして、事務所の公式ＨＰで《今回のような写真が公開されること自体、タレントとしての自覚の欠如を示すものでありジャニーズＪｒ．としてふさわしくない姿勢、行動であると判断しました》とコメントを発表。

　また、２０２０年には当時、滝沢氏の“肝入り”だったグループ、ＳｎｏｗＭａｎのリーダーである岩本照（３１）も、未成年女性との飲酒が報道された後、すぐに３か月の活動自粛に追い込まれた経緯もある。当時はファンからも“タッキーが厳しくしてくれれば女性スキャンダルも安心”といった評価を受けていたのだが──。

「２０２２年１０月に旧ジャニーズを電撃退所し、翌年の３月にＴＯＢＥを立ち上げた滝沢氏ですが、過去にスキャンダルのあった金指さんを加入させたのは、相当な“将来性”を見込んでいるからでしょうね。元Ｋｉｓ－Ｍｙ－Ｆｔ２の北山宏光（３９）も２０２３年に加入していますが、彼はネームバリューがありますし、滝沢さんとは昵懇の仲。金指さんのケースとは異なります。

　今回の金指さんの加入発表を受けても、過去のベッド写真問題があらためて取りざたされるなど、何かとネガティブな反応が見られますが、当然、滝沢氏もそういった反応も“折り込み済み”なはず」（前同）

　今後、業界が注目しているのが、ＴＯＢＥ所属タレントにスキャンダルが出た際に、滝沢氏がどのような“処理”をするかだという。

「ジャニーズ時代はトラブルが発覚したタレントを一定期間“活動自粛”させていましたが、それは他に“稼ぎ頭のタレント”がいたからできたこと。今のＴＯＢＥはまだそこまで層が厚くなく、活動を止めさせることは金銭面でもダメージを受けるはず。現在トップの活躍をするＮｕｍｂｅｒ＿ｉのメンバーなどに女性スキャンダルが出たときに果たして活動を止めさせるのかについては、当初から注目していますよ」（同）

　ジャニーズ副社長時代は、タレントへの厳格な姿勢がファンからも高く評価されていた滝沢氏。ＴＯＢＥ社長としての振る舞いにも、大きな注目が集まる――。