いよいよ12月30日から木村拓哉(52)主演映画「グランメゾン・パリ」が公開される。ご存じの通り、2019年放送のTBS系ドラマ「グランメゾン東京」の映画化だ。
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「昨年1月公開の主演映画『レジェンド&バタフライ』も東映70周年記念作品、制作費が破格の20億円ということで話題になりました。制作費の2~3倍の興収が採算ラインなどと言われますが、30億円に届かなかったようです。さすがに『グランメゾン・パリ』の制作費は、スペシャルドラマと合わせてもその半分以下のようですが、興収でせめて10億円台半ばぐらいは欲しいというのが制作サイドの本音では」(テレビ誌ライター)
30日に公開というのは、興収30億円超えの嵐・松本潤(41)主演「99.9―刑事専門弁護士―THE MOVIE」(2021年公開)と同じ手法で、公開前日の29日に新作のスペシャルドラマも放送。木村は宣伝を兼ねて年末年始の特番に出演したり、雑誌の表紙を飾ったりと奔走しているが、“2匹目のドジョウ”は期待できそうもないともっぱらだ。
スポーツ紙芸能担当デスクは、「どうも『グランメゾン・パリ』関連のネットニュースは反応が薄いんですよね」とこう続ける。
「コメント数もあまり伸びませんし、むしろ妻の工藤静香さんの無関係なニュースの方が注目を集めたり……ひと昔前ならキムタクの“アンチ”が騒いで話題になったものですが、もはやスルーされ始めている感じです。映画の公開に向けてTVerで配信されている『グランメゾン東京』の過去作の再生数もイマイチ。今のところヒットを予感させるものが見当たりません。興収10億円台という弱気な声も、ある意味リアリティーがあるような」
話題にもならずにスルー。バッシングも起きずに“パッシング”じゃ、さすがに悲しすぎる……。
引用記事:
(2ページ目)木村拓哉は“アンチ”もスルーし始めた? 主演映画『グランメゾン・パリ』せめて《興収10億円台》と弱気な声も|日刊ゲンダイDIGITAL