中村アンが、WOWOWで4月6日放送・配信する、香川照之主演の「連続ドラマW 災(さい)」(日曜午後10:00)に出演することが発表された。
完全オリジナルの本作は、葛藤を抱えながら現代を生きる罪なき6人の登場人物のもとに、香川が演じる“男”が現れ、ある“災い”が無慈悲に降りかかるさまを描く。“男”は何者なのか、“災い”とは何なのか、いつ誰に“災い”が降りかかるのか…。多くの謎が鑑賞者の心理を揺さぶり、“男”の存在がこれまでにない恐怖をもたらす。
中村が演じるのは、神奈川県警捜査一課の刑事・堂本翠。堂本は、真相究明のためにはささいな可能性まで調べずにはいられない仕事中毒者。管轄内で起きたとある不可解な自殺事件をきっかけに、その死の周囲に潜む不穏な何者かの存在を感じはじめる。
監督・脚本を務めるのは、監督集団「5月」の関友太郎氏、平瀬謙太朗氏。初めて5月組に参加した中村は、「監督が2人いるという初めての経験や、同年代でもあるお二人と、たわいもない会話を通じて役柄についてはもちろん、『災』に対する思いをたくさん交換しながら、丁寧に積み重ねて作品に向き合えたことが、とても有意義な時間でした」と振り返った。
そして、本作の印象について「他人事ではなく、誰にでも突然降りかかる災い。それは災害であったり、人間関係や恋愛であったりと、私たちはさまざまな災いと常に隣り合わせで生きています。生きていること自体が奇跡的で尊いものだと、改めて深く考えさせられました」と語った。
さらに、2021年のドラマ「日本沈没-希望のひと-」(TBS系)以来の共演となった香川に関して、「香川さんとの再共演が実現したことも、とてもうれしく思っています。この作品が多くの方に届きますように」と話した。
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