SNSで自分のすべてをさらけ出すことは気が引ける。特に、フィルターやレタッチが当たり前となった現代において、すっぴんを自らオンラインに“晒す”なんて考えられない。
しかし、66歳の歌姫マドンナは、その常識を覆し、「ありのまま」の姿をインスタグラムで発信した。
1980年代を象徴するアイコンである彼女は、1,980万人のインスタグラムフォロワーに向けて、ナチュラルなすっぴんセルフィーをストーリーに投稿。その写真には「月曜日の厳しい日差し」というシンプルなキャプションを添えた。
その輝きは決して「厳しい」ものではない。むしろ、マドンナの肌は自然なグロウを放ち、彼女のエイジレスな美しさを物語っている。
これまで何年にもわたり、ぼかし効果のあるセッティングパウダーやテクスチャーを整えるプライマーがトレンドを博し、多くが毛穴を隠すことに注力してきた。そんな中で、今回のマドンナの投稿は画期的なものだ。2025年は、「自分らしさ」を受け入れる年になるかもしれない。
もちろん、これはマドンナの話である。フェイシャルケアから美容施術、最高級のスキンケアに至るまで、彼女が美容界の最前線にいることは間違いない。しかし、だからこそ、この瞬間に彼女が「本来の肌の質感」を披露したことには大きな意味がある。それは、人間の肌のリアルな美しさを肯定し、受け入れるための重要な一歩なのだ。
引用記事：
66歳のマドンナ、すっぴんをインスタに投稿！ ナチュラル肌で、エイジレスな美しさを証明｜ハーパーズ バザー（Harper's BAZAAR）公式
