最終話が終わって、何日か経ったのですがドラマの内容を振り返って考えてみていた。
そんな中、ある記事を読んでそういう見方もあるかと考えさせられてしまった。というよりほぼ同感に近い。
私は、最初から弥生に対して同情心もわかず、もっぱら水季よりの目線でいたのですが・・・この感情は何なんだろうと思っていた。
ただ単に、自分目線が水季だったということが前提ですが、これは多分自分のコンプレックスの現れなのかなと。
世間とはわかりやすいもので、かわいいタイプの女性は、ちやほやされる状況が用意されている。
弥生の役に「有村架純」とは、かわいいタイプを持ってきたなと思っていたけど、案の定、弥生は上から目線でお高くとまっていた。ように見えた。
過去の彼氏が妊娠がわかったのに産ませてくれなかったこと、実の母親にそのことを打ち明けても、なんのアドバイスも心配もしてくれなかったこと。かわいそうな場面もいくつかあったが、まったく同情できず。
むしろ「普段ちやほやされてるんだし、人生そんなこともあるよ」と思っていた。
そう、女は本当に欲張りにできている。少しも他人のことを許せない。
でも、これはドラマです。そんな感情をもち楽しむもの。そして自分の感情に時々驚いています・・・
■弥生は “お母さんやれます顔” なんてすべきではなかった
この意見を読んで、弥生は被害者に見えたが、母親になる気満々で夏に早く父親になるように促した・・・そうだったよ。水季の母が弥生に対して、「あの子、『私、お母さんやれます』って顔してた」と不快感をあらわにしていたが弥生の「その気」が周りにもわかるくらいだった。
途中で心変わりする可能性が少しでもあったのなら、安易に “お母さんやれます顔” をしてほしくなかった・・・そうこれ!まったく同感です!
弥生は母親になれないという結論に至り、第9話後半で夏と別れてしまう・・・なんなんだ。夏も一人じゃないと期待もしていたはずなのに。自分の幸せを考えるのは当然のことだけど、サバサバのふりをして実にねっとりと周りをその気にさせる・・・という、やはり「上から目線でお高くとまっていた」という私の最初に感じたものに間違えはなかった・・・と思うのです。
――最終話まで観終えた今、彼女たちの一連の言動を振り返ると、かなりエグイことを平然としでかす女だと思えて仕方がないのである。
その通りです。
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『海のはじまり』目黒蓮の器の大きさに甘えすぎ!エグイことを平然とした有村架純と古川琴音にドン引き【ネタバレあり】 (msn.com)